~ 「Android Enterprise」や「Android 8.0 Oreo」に対応 ~
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、国内シェアNo.1※1のMDM※2・PCマネジメントサービス「Optimal Biz」を2017年12月20日に9.2.0へバージョンアップし、法人向け端末管理プログラム「Android Enterprise(旧名:Android for Work)」対応や「Android 8.0 Oreo」対応など、Android端末の管理機能をさらに強化いたしました。
■本バージョンアップでの特長的な新機能
本バージョンでは、「Android Enterprise」を利用した特長的な2つの新機能を提供いたします。
- 「Androidセキュリティ」設定機能
提供元不明アプリのインストール制限などといった、これまで端末メーカーの協力を得て実現していた高度なセキュリティ設定を、「Optimal Biz」の管理サイトから設定できるようになります。これにより、「Optimal Biz」に搭載されている機能により制限していた機能を「Android Enterprise」を用いてOSレベルでの制限できるようになるため、よりセキュアに端末の運用が行えるようになりました。 - 「managed Google Play」機能
業務に必要なアプリケーションのみが利用できる独自のアプリストア「managed Google Play」の管理を「Optimal Biz」の管理サイト上で行えるようになり、スムーズに高度なアプリケーション管理を行えます。各企業・組織は、管理者が指定したアプリのみを取り揃えている「Google Play」を利用者へ公開することができ、利用するアプリの制限が出来ます。また、管理者から「managed Google Play」アプリケーションのサイレントインストール・アンインストールも行うことができ、シーンに合わせて適切な配信方法を選ぶことができます。
■「Optimal Biz」における、今後の「Android Enterprise」機能対応展望
今後「Optimal Biz」では、以下の「Android Enterprise」機能への対応を予定しています。
- 「Zero-touch enrollment」(ゼロタッチエンロールメント)
指定のリセラーから企業が購入したAndroid端末の電源をオンにした際に、予め指定した端末管理ポリシーが自動的に適用される機能です。 - 「Profile Owner Mode」
Android端末内に個人領域とは別に企業の管理領域を用意し、企業の管理領域に対して業務アプリケーションの配信等を行うことができます。BYOD※3端末の管理・運用に適した機能です。
以下、「Optimal Biz」バージョン9.2.0の新機能を記載いたします。
■「Optimal Biz」バージョン9.2.0の新機能
◆Android
機能 | 概要 |
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「Android Enterprise」対応 | 「Android Enterprise」に対応し、以下機能を追加しました。 ・「Androidセキュリティ」設定 ・「managed Google Play」機能 |
「Android 8.0 Oreo」対応 | Android 8.0 Oreoに対応します。 |
◆iOS
機能 | 概要 |
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Optimal Biz App Catalog アプリケーションアップデート機能 |
Optimal Biz App Catalog上に並ぶアプリケーションのアップデート実行可否や自動・手動アップデートの制御を行うことが可能です。 |
◆Windows
機能 | 概要 |
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Wi-Fi設定機能 | Wi-Fi設定に対応し、Wi-Fiの接続情報を端末へ設定することができます。 |
■「Optimal Biz」とは
「Optimal Biz」は、企業で使用されているスマートフォンやタブレット端末の管理、セキュリティ対策などをWebブラウザー上から簡単に一括で行えるMDM・PC管理サービスです。また、Zone Managementや機器検出技術といった特許技術を組み込んだ機能や、端末メーカーとの提携による業界最多の対応機種数、大規模ユーザーを抱える組織の構造を視覚化した階層管理機能、直観的なユーザーインターフェースによる管理画面なども強みとしています。
※1 詳しくは以下のWebサイトをご確認ください。
IDC Japan:https://www.optim.co.jp/news-detail/24516
ミック経済研究所:https://www.optim.co.jp/news-detail/24841
富士キメラ総研:https://www.optim.co.jp/news-detail/24995
※2 MDM:Mobile Device Management(モバイルデバイス管理)の略。スマートフォン、タブレット端末の管理、セキュリティをサポートし、端末紛失・盗難時の情報漏えい対策、リモートロック、不正利用アプリケーションの起動禁止などを行う企業向けサービス。
※3 BYOD:Bring Your Own Deviceの略。従業員が個人所有の端末を職場に持ち込み、業務で利用すること。