Optimal Biz Telework バージョン1.8.0 リリースノート

一月往ぬる二月逃げる三月去る。あっという間に桜の季節ですね!2021年3月26日(金)にリリースとなったOptimal Biz Telework バージョン1.8.0では、従業員のセルフマネジメント力を高めることができる「目標設定/自己評価」機能が搭載されました!

 

この記事の目次

  1. ハイライト
    1. 目標設定/自己評価
    2. 「働きすぎ」判定基準の変更
    3. 「時間別タスク稼働率」の表記変更
  2. その他改善
  3. おわりに

 

ハイライト

  • 目標設定/自己評価

テレワーク環境下で生産性を高くするには従業員の一人一人の意識がより大事になりますよね。
今回搭載された機能では、従業員が始業時に本日の目標をセットし、終業時に一日の働き方を振り返り、目標達成度を評価できるようになりました。
これにより、1日の取り組みの目的意識を高め、業務集中力向上に寄与します。さらに、働き方とその成果を内省し、日々改善の機会を提供することで、セルフマネジメント力強化による、生産性向上を見込みます。

◆始業時(目標設定)のフロー

◆終業時(自己評価)のフロー

また、権限管理画面のアラート設定に「目標設定」の項目が追加されます。当該通知設定がONになっている場合、閲覧可能なグループに所属する従業員の、始業時(目標設定時)および終業時(勤務終了時)に、閲覧に必要なグループに所属する従業員へPush通知※1が行われます。
この目標を共有する機能が、周囲からの能動的なアドバイスやサポートが起こるきっかけとなり、テレワークで発生するコミュニケーション不足の解消の一助となることをねらっています。
※1.Windows/Mac端末が対象となります。

◆アラート設定画面

 

  • 「働きすぎ」判定基準の変更

既存の判定基準では、一部従業員の特異な稼動時間に影響されるため、精度向上の要望がございました。
この要望にお応えするべく、判定基準を36協定※2を基にした基準※3へ変更しました。これにより働きすぎである従業員を正確に把握できるようになりました。
※2. 労働基準法36条に基づく労使協定であり、企業が法定労働時間(1日8時間・1週間で40時間)を超えて労働(残業)を命じる場合に必要となる。詳しくは下記のURLをご覧下さい。
出典:厚生労働省,「36協定で定める時間外労働及び休日労働について留意すべき事項に関する指針」,2018年9月
https://www.mhlw.go.jp/content/000350731.pdf
※3. 法定労働時間(週40時間)より算出した場合の「1ヶ月平均所定労働時間数」(約173時間)と、働き方改革関連法に基づく、時間外労働の上限時間(45時間)を元にオプティムが定めた基準。

◆働きすぎ従業員画面

 

  • 「時間別タスク稼働率」の表記変更

ダッシュボードならびに、終業時の振り返り画面で表示される、「時間別タスク稼働率」の視認性を上げるため、グラフデザインを波形から棒状へ変更しました。
また、勤務時間と稼働時間との差分や、始業/終業の打刻タイミングも合わせて表示されるようになります。

◆時間別タスク稼働率のグラフ

 

その他改善

  • 自動アップデート機能(Mac)

今回のバージョンアップを実施すると、Mac向け従業員アプリのバージョンアップも自動で実施されるようになります。
※今回のバージョンアップまでは手動での実施が必要です。
また、インストール完了時にコンピュータの再起動が必要となります。

  • その他、UIの修正やバグ修正などを実施いたしました。

 

おわりに

今回のリリースで追加された、従業員のセルフマネジメント力を強化する機能により、更に効率的にお客様のテレワーク環境下での生産性向上を支援いたします。次回のリリースもどうぞ楽しみにお待ちください。